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「親父から受け継いだこの庭、どこまでが家なんだろうね」
そんな何気ない一言から、今回の物語は始まりました。
ご相談いただいたのは、横浜で代々、広い田畑と大きなお屋敷を守ってこられた農家のA様。
お父様が亡くなり、ご兄弟それぞれが新しい家を建てるために、広い敷地を2つに分ける(分筆)ことになったのです。
A様ご兄弟の認識では、家が建っている場所と、その周りの手入れされたお庭。
そこまでが「宅地」だと思っておられました。
しかし、私たち「みらい測量」が、国土調査の古い成果と照らし合わせながら境界を一つずつ紐解いていくと、驚きの事実が判明したのです。
認識のズレ: お庭だと思っていたエリアの奥、隣接する大きな「山」の一部までが、登記上は一つの「宅地」として登録されていた。
現状の課題: 山林のような状態であっても、登記が「宅地」である限り、高い宅地並みの固定資産税を長年払い続けていた可能性が高い。
「まさか、あの山までうちの宅地だったなんて……」
現場で境界標を確認しながら、A様がポツリと漏らした言葉。
それは、先祖代々どれほど広い土地を管理し、守ってきたかという驚きと、どこか誇らしげな表情が混ざり合った瞬間でした。
私たちは、単に線を引くだけではなく、A様ご兄弟がこの先何十年も安心して暮らしていくための最適な整理をご提案しました。
分筆(ぶんぴつ)登記: まずは、ご兄弟がそれぞれ家を建てるための「宅地」を正確に2つに分けました。これで、お互いの財産分与が明確になります。
地目(ちもく)の変更: 「宅地」として登録されていた山部分を切り出し、実態に合わせて**「山林」へと地目変更**を行いました。
地目を「山林」に変更したことで、今後の固定資産税の負担を大幅に抑えることが可能になりました。
「今まで少し税金を払いすぎていたんだな」と苦笑いされていたA様ですが、その表情はとても晴れやかでした。
相続という機会がなければ、誰も気づかずにずっと高い税金を払い続けていたかもしれません。
測量は、単なる作業ではなく**「今の世代で負の遺産を止め、次の世代に綺麗な形で引き継ぐ儀式」**なのだと、改めて実感した事例です。
横浜には、坂道や崖地、そして今回のような「どこまでが自分の土地か曖昧な古い住宅街」が多く存在します。
私たちは、提携する司法書士や不動産業者、税理士とも密に連携しています。
「測量して終わり」ではなく、その後の相続登記や建築計画、税金のご相談まで、私たちが窓口となってトータルでサポートいたします。

今回のポイント:
古い土地は「登記上の面積」と「実際の範囲」がズレていることが多い。
「宅地」のまま放置された山林は、地目変更で節税できる可能性がある。
分筆は、家族の絆を深めるための「境界線」を引く作業。
「うちは大丈夫だろう」と思っていても、境界が曖昧なことで、将来お子様世代がトラブルに巻き込まれることも少なくありません。
1952年の創業以来、横浜の土地を見守り続けてきた私たちが、あなたの大切な財産を丁寧にお調べします。
まずは、お茶を飲むような感覚で、お気軽にご相談ください。
「未来の安心を、今、整える。」 土地家屋調査士法人みらい測量 横浜支店にお任せください。
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